尊敬語と謙譲語

近年、さまざまなビジネスの場面に合ったマナーとして、その話し方がとくに重要視されるようになってきています。

もちろん、営業のための会話術ですとか、プレゼンを効果的に行う方法なんていうのを身につけるのも大切なことだと思います。
けれども、その前に、ビジネスマナーの基本である尊敬語や謙譲語の使い分けについて、もう一度確認をしてみてはいかがでしょうか。

学生の頃、国語のテストで「「行く」という言葉を尊敬語と謙譲語でそれぞれ答えなさい」なんて問題が出されたりしましたよね。
それほど敬語を使い分ける機会などない学生の頃でしたら、テスト対策として勉強する程度でどうにかなりました。しかし、社会人となるとそうもいきません。

電話応対をする時などに「社長はいらっしゃいません」なんて応えてしまっては、応えた人が恥をかくだけではなく、基本的な教育もできていないのかと会社自体のイメージが悪くなってしまいかねません。

同じ尊敬語ではありますが、尊敬語は目上の人に対して使う言葉であり、謙譲語は身内に対して使う言葉です。
社長が居ないという事実に対しても、上司に対しては尊敬語で「いらっしゃらない」、取引先に対しては謙譲語で「居りません」と応えなければなりません。
落ち着いて考えれば解ることでも、つい焦って電話に出てしまい、「社長のことだから・・・」と間違えてしまうなんてこともあるかと思います。

話し方や言葉遣いは社会人の基本です。プレゼントークやセールストークなどを勉強する前に、もう一度尊敬語や謙譲語についておさらいしてみるのも良いのではないでしょうか。

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